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東京大学付近の地図 |
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読者の皆さんこんばんは。 今回は三四郎池です。 みなさんは、夏目漱石先生の「三四郎」をお読みになりましたでしょうか？ わたしは読んでいません。 代わりにといっては何ですが、「街道をゆく３７本郷界隈」：司馬遼太郎 を読んで 少しばかり知識をもらったところです。 ここは東大になる前はあの加賀百万石前田家のお屋敷だったのですね。 大学の構内にある池ということで失礼ながら、すこしショボイ池を想像しておりましたが 実際に行って見るとかなり本格的な池で、興奮してしまいました。 池は低い位置にあり、石段を下っていきます。司馬先生の見解では前田家が ここを池にする前は、農家が共同で作った井戸であったのではないかということで、 当時の井戸の掘り方にすり鉢状にほる「掘りかねの井」があり、まさにその 名残が見受けられるのでございます。 |
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| どうも池の裏口のほうから入っていったようで、こちらには 藤棚付ベンチもあり、 なかなか落ち着きます。 |
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| 司馬先生が来たときはこのあたりで子供がボラ釣りをしていたそうですが いまは研究用の鯉が泳いでいたりしていて、状況は変化しているようです。 |
