宝蔵門です。以前は仁王門がここにあったが、戦災で焼失した。昭和39年に、2階にお宝を収蔵するかたちで再建された。寄進したのは大谷米太郎さん。富山から裸一貫で上京、大谷重工業、ホテルニューオータニの社長になられた。
冒頭のわらじは、山形県村山市の奉賛会からの奉納で昭和16年から続いている。現在はわらじをあむような穂の長い稲は少ないので、「奉納耕作田」があり、のべ800人によって作られる。「健脚と諸願満足」を祈念するわらじである。このわらじを履く仁王様は門の両側にいる。右の間に「うんぎょう像」左の間に「阿形(あぎょう)像」があり、「あうん」である。さきほど、レスリングのオリンピック代表の試合着にデザインされたと発表があった。
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