第１章 山手線一周（3,4）
2003.10.**路線図です
http://www.jreast.co.jp/map/pdf/map_tokyo.pdf
東京〜神田〜秋葉原
神田駅をすぎて、万世橋をわたると、電気街に突入する。
Laoxの前に２０人くらいの行列がある。
中東系の顔つきの人が多い。
おっと、そうこうしているうちに、バイクが捕まっている。
そういえば、東京駅あたりから、やたら警官が多かった。
交通安全週間でもやっているのかなぁ
少し行くと、物陰に隠れて、スピードを測っているおまわりさんがいた。
個人的にはスピードよりも騒音を取り締まってほしいと思う。
夜に騒音を撒き散らしながら走るバイクは、うるさい。
そろそろ、朝食を食べるべきかと思う。
そうだ、このさきの上野公園でたべよう！
秋葉原〜御徒町
御徒町駅から、大勢の女性がでてきた。
はて、何かイベントでもあるのか？
......
おぉ〜〜、松坂屋の社員さん達の出勤だ。
御徒町〜上野
コンビニで、パンと水を買って上野公園へ突入した。
不忍池を見ながら食べようと思ったが、結構人が多くて
落ち着かない。それに、池は全面蓮の葉でおおわれていて、 色っぽくない。
ここは、広々としていて、私みたいなひとが、パンを食べる
には向いていないようだ。
動物園も行ってみたいが、先を急がねばならぬ。
まだ３分の１くらいだろう。
上野〜鶯谷
国立博物館の脇の道を行く。
このあたりは、お寺がたくさんある。
きょうは、彼岸の中日なので凄い人出だ。
鶯谷〜日暮里〜西日暮里
このあたりからの地形には特徴があり、
線路の内側が高台になっている。そのため、
駅のツクリが変則的になっており窮屈な感じがする。
さて、パンを食べようと、小さめの公園を
探していたところ、西日暮里駅の近くにありましたぞ。
その名も、'西日暮里公園！'
中に入るといきなり猫がいた。
公園の中は、人が少ない。
ベンチに座り、ちょっとくつろぐ。
パンを食べ始めると、どこからともなく、鳩が集まってきた。
最初は３羽だったが、かぞえるたびに１羽ずつ増えていく。
しかし、ある程度の距離をおいていて、
決してパンに飛びついてきたりはしない。
ここの鳩は、おくゆかしい。
西日暮里〜田端
内側を線路沿いに行く。
長い上り坂。
と、上から猛スピードで迫ってくるものがある。
’おばちゃんライダーだ！’（自転車）
と、叫ぶ間もなく通りすぎていった。
--おばちゃんライダーは、速すぎて、写らなかったようだ--
田端〜駒込
ライダーの恐怖から逃れたのも束の間、
こんどは、ゴルフボールの襲撃だ、
誰かが、いたずらして大きくしてしまったらしい。
駒込〜巣鴨〜大塚
駒込駅は、小さい。恐らく山手線最小ではないか？
何を基準に最小とするか？という問題もあるが、
とにかく雰囲気が小さい。
巣鴨駅、改札の前に、補聴器の出店がでている。
イメージ的には、おばあさんの巣鴨であるが、
おじさんもいるし、おねえちゃんもいる。
「日本人はアフリカといえばサバンナを思い浮かべるが、
ビルが集まる都会もあるんだよ。」と似たようなことか。
大塚駅、ここと、駒込駅は、おそらく駅の外から
改札をみるのは初めてであろう。長年東京に住んでいても
行かないところは結構ある。
大塚〜池袋
このあたりは、ほとんど土地勘がない。気がつくと住宅街へ入り込んでいる。
これといった目印がないのはつらい。
おまけに、持っている地図が、大塚と池袋の間でページが変わっていて、
わかりずらい。本日最大のピンチがやってきた。
やがて、大きなビルが見えた。サンシャイン６０だ。
基準とする建物ができたので、 多少わかりやすくなった。
だいぶ、遠回りしたが、池袋に到着した。
池袋駅前を通って、線路を渡り、目白方面へ向かう。
（このとき、去ったと思った危機が再び忍び寄っていた。）
｛あとで分析したところによると、JRの線路と思ってくぐったのは
じつは、西武池袋線の線路であった。そのため、地図と
現実が１８０度回転してしまった。｝
少し行くと踏み切りがあった、なんとJRの踏み切りだ、
｛あとで調べたら、山手線には、２つ踏切があるらしい｝
予想どうり、なかなか開かない、ふと横を見ると。
メガホンを持った警備員さんがいた。
あれ〜っ 西武デパートだ、池袋に戻ってきてしまった。
いかんいかん、気を取り直して広い道を自分の感覚を大切に進んだ。
あれ〜っ 今度は東武デパートだ。さらに反対方向へ突き進んで
いるではないか。
落ち着いてまわりの状況を観察するした。、こんどこそ進むべき
方向がわかったぞ。
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